サイレントマジョリティー
2016年4月16日。
記念すべきデビューシングル
サイレントマジョリティーの全国握手会が幕張メッセで開催された。
メンバーもこの日を心待ちにしていただろうが、それ以上に僕も楽しみにしていた。
ポイントは2つ。
①ミニライブとは言え、ライブパフォーマンスが見れること。
②センター、平手友梨奈さんと握手できること。
僕は正直言って、全国握手会が苦手だ。
人混みも苦手だし、並ぶことも嫌いだ。
だけども、ミニライブが見れる。平手友梨奈さんと握手できる。
この事実は僕を突き動かすには十分すぎた。
会場には8時20分頃到着。この時点で2500人はいただろうか。
ここからはひたすら並ぶ。
全国握手会は基本的に並びとの戦いだ。
10時頃、中に入るとミニライブ観覧券を入手することができた。
ブロックはDだったが、そんなことはどうでもよくなるくらいに僕の気持ちは高ぶっていた。
そしてしばらく中でも待ち、11時30分、いよいよミニライブがスタート。
影アナは石森さんと尾関さん。
二人とも声が緊張している。
ライブでは表題曲、サイレントマジョリティーからカップリングまで惜しみなく披露してくれた。
感動、熱狂、興奮。
様々な感情が交差した。
こんなにもすごいのか。
こんなにも鳥肌が立つのかと自分でも驚いた。
運営の予想を超え、この日のミニライブには10000人が来場したとのこと。乃木坂のファースト全国握手会が5000人だったので、いかにデビューから注目されているかがよく分かる。
そして、ライブ終了後には握手をするためまた並ぶ。
13時10分から並び始め、握手エリアに入れたのは15時10分。
ここで、ついに平手友梨奈さんと対面する。
自「初めまして。今日のパフォーマンスすごく良かったよ。かっこよかった。」
平「あー!ありがとうございます!」
自「来週はMステだね。頑張ってね。」
平「頑張ります。また来てください。」
全握にしては長めに話せた気がする。
まだか細い彼女の手は力強かった。
まだあどけなさが残る14歳の目には意志が宿っていた。
きっと、欅坂46の未来は彼女と共にある。
この子がセンターならきっと大丈夫だ。
たった一度、数秒程度の握手でそう思わせてしまう平手友梨奈さんはやはり只者ではないと感じた。
そして、僕は結局、用意していた握手券のほとんどを平手友梨奈さんに使ってしまったのだ。
ららぽーと富士見
2015年12月20日。
先日に引き続き、性懲りも無く、またしても欅坂46のゲリラ握手会にやってきた。
性懲りも無く、と書いたが、僕にとってはこちらのほうが本命だった。
推しメンの存在。
そう、僕の当時の暫定推しメンであった志田愛佳さんがここ、ららぽーと富士見にやって来るということで、気合いの入りようはハンパではなかった。
他にも石森虹花、小池美波、鈴本美愉、渡邉理佐という、今開催すれば間違いなく会場がパンクするだろうというレベルのメンバーが集合し、前回と同じくトークと握手会を開催するとのことだった。
先日よりスタートした欅坂46の公式ツイッターを1秒単位でリロードし、開催場所が明らかになると、それこそ飛ぶように電車に乗り、10時40分には現地に到着。
その結果、前回もらえなかった告知フライヤーも入手することができた。
肝心の握手会では、この日の為に用意したネームプレートに志田愛佳さんの写真を入れて行くと
「ありがとう。これから頑張るね」
と、シンプルだけど、力強い一言がもらえた。
この日の会話レポに関しては備忘録的にやっている別ブログに詳細を書き残したのでどんな会話をしたのか今でもしっかりわかるのだが、ここでは伏せておこう。
とにかく、ファーストインプレッションの結論はこうだ。
欅坂46はみんなめちゃくちゃ可愛い上に対応も良く、ギラギラしてる。
キラキラではない。
ギラギラだ。
僕の中でこれは大きかった。
早くライブが見たい。
この子達が踊る姿をとにかく見たい。
握手会を終えた僕の頭の中はそのことでいっぱいになった。
初接触
僕が欅坂46を初めて生で見たのはお見立て会から約1カ月後の2015年12月19日のことである。
この日のイベントは豊洲、昭島、東大和の三か所にそれぞれメンバーが分かれ、ゲリラ的にミニ握手会を開催するというものだった。
時間も重なっており、ファンとしては初めてのイベントから"好みの選別"を迫られた訳だが、僕は迷わず東大和を選択した。
理由は単純。
当時気になっていた尾関梨香さんと握手してみたかったから。
現地には12時3分頃到着し、その時点で整理番号は70番台。
この日はかなりの強風で、待機中に照明やスタンドが倒れたりしたけれど、定刻通りイベントスタート。
握手会だけかと思いきや、軽い挨拶と自己紹介もあったりして。
ここで特に印象に残ったのが長濱ねるさん。
はっきりわかるくらいに声援の量が桁違いだったから。
長濱ねるさんと言えば先日写真集を出したばかりだけど、当時からやっぱりめちゃくちゃ人気だったんだね。
で、自己紹介を終えた後は握手会へ。
ここでの会話はもうほとんど覚えてないんだけれど、ただひとつ鮮明に覚えているのは「あぁ、アイドルの握手会って本来こういうものだったよな」という気持ちを抱いたこと。
というのも、当時の僕は乃木坂の現場にも通っていて、人の多さや満足にループもできない状況にすっかり疲弊していたから。
デビュー前の、ループも自由にできるのんびりとした雰囲気の握手会が久しぶりすぎてなんだか嬉しかったことはよく覚えている。
欅坂46、どうなっていくんだろう。
そんな気持ちを抱いたまま、次のイベントへ向かう。